学生最後の思ひ出旅行〜風邪とババシャツと私〜@
学生としてダラダラできるのもあとわずか!ってなことで、高校時代からの友人とふたりで北海道旅行へ。
なぜわざわざこんなクソ寒い時期に北海道なのか。しかも行き先はペンギンのお散歩が見れる旭山動物園でも、流氷でもない(ちなみに今年はほっとんど流氷は見れなかったそうですが)。
それはひとえにHTB!北海道テレビ放送局です。我がライフワーク、「水曜どうでしょう」ならびに「ドラバラ鈴井の巣」、というかOFFICE CUE関連。それらを満喫しつつ、あわよくば北海道の観光をということで、札幌でフリープランの組めるツアーに参加してきまんた(^ω^)
が。
日記等でもちょこちょこ書いておりましたが、まさに出発の1週間ほどまえに体調を崩し始め、出発4日前にインフルエンザ発覚。
もうほんと愚かしく空気の読めぬ自分の体にムチを打ち(ほんとは寝てただけですが)、なんとかギリッギリギリッギリにインフルエンザだけは追い出したものの、鼻水とのどは相変わらず。咳も止まらず。
もっと愚かしいことに、それでも諦めきれずに行っちゃったんですよ。あとでどんな結果を生むともわからず…。
まあ前フリはこの程度にしまして、ちょっとした観光日記など。
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3月1日 晴れ
3時半起床、自宅近くの駅からリムジンバスで羽田空港へ。
もちろんそれなりに早い時間にベッドに入ったのですが、実は遅刻して飛行機に乗れなかったという悪夢を見て一度2時ごろ目を覚まし、怖くてその後眠れなくなったりというハプニングもありつつ、とにかく無事にバスに乗車。
6時40分発というおそろしく早い時間の飛行機はガラガラ。バスの中で寝るつもりだったのですが結局なんだかんだで眠れずにいたので、飛行機では爆睡かな…と思っていましたが、22歳にもなって飛行機でおおはしゃぎ。あっというまの1時間半。
そしていざ降り立った函館空港。さ、寒い…!!
暖冬と言いますが、こちとら千葉の暖冬しか経験しておらんわけで。
出発間際に、冬物処分のセールで売り出されていた5000円のダウンコート、来る前は大げさだなぁと思っていたのに、ああよかったと心から思いました。
(とは言え、のちにすすきのを散策している際、実は地元民はけっこう薄手だという事実に気づいて若干恥ずかしくもなり)
今回は添乗員付きのツアーだったので、空港で添乗員さんとバスガイドさんと顔合わせ。
おふたりともとても愉快な方でございました。特にバスガイドのひろみちゃんの自虐ネタには散々ニタアと笑わせてもらいました。もっとおしゃべりする機会があればなぁ。
んで、まずはバスに乗り込みトラピスチヌ修道院へ。
厳しい戒律の話に「あー絶対入るの無理」とか思いつつ、建物や展示物など見て回りました。ちょっとした売店のようなところでいろいろ見ていると、すぐ近くから歌声が。そういえばさっき鐘が鳴ってたねー、もしかしてお祈りか何かの時間を告げる鐘だったのかなーと話しつつ感慨にふける。
ちなみにほとんど残っていませんでしたが、道路のはしにこんもりと雪が残っているのを見て、そういえばこれが今年はじめて見る雪だなぁと思ったり。
関東じゃ、場所によってはもう桜も咲いてるみたいですからね!すっかり春です。
続いて大沼公園へ。新日本三景のひとつらしいですが、そういえばほかのふたつってどこだったんだろう。
修道院ではたいして見られなかった雪もここでは堪能。というか何度もコケそうに!
写真は駒ヶ岳。あいにく雲が邪魔して山頂が見れず!でも翌日バスの中からですがもう一度大沼公園付近を通ったときには、すっきりと雲ひとつない山頂を拝めることもできたので満足。しかし雪が反射してデジカメで撮影した写真は真っ暗でした…。
そういえばスノーモービルも乗れたようなのですが、操縦する自信がなく残念。そりだったらちょっと乗りたかったな…(w
続いて五稜郭。個人的に初日のメインイベントでした(w
実は北海道には以前にも家族で旅行したことがあり、やはり五稜郭へも行ったのですが、そのときはタワーには上らず。
今回はじめて上からその星型を眺めることができました。
ちゃんと歳三さんにもご挨拶してきましたよ…。逆行で真っ暗ですが。
3枚目の写真は展示してあったジオラマ。かわいかったので写してきました。とても精巧だったのですが、やはり製作は海洋堂ですかね?(w
続いて函館の元町を散策。ソフトクリーム食べたりガラス工房をのぞいて職人さんにうっとりしたり世界最古の電柱をとりあえず見てみたり。
うっかりしたことに赤レンガ倉庫を撮影し忘れ。
散策を終えると、いったんそれぞれホテルへ。ツアー内容は同じなのですが、プランによって宿泊場所が異なります。
わたしたちは一番安いシティプランだったので、ホテルも安いビジネスホテル。いやー正直…ひどかった。
もちろん覚悟はしていました。狭いのはまだいい。リンスinシャンプーだったのも想像の範囲内だったのでいい。でもとにかく暗いのは許せない!!暗い、暗すぎる!電気全部つけても暗い!
幸いなことに(?)、わたしは鼻が利かなかったのでわからなかったのですが、シンナー臭い場所もあったようで。うーん…。
で、少々昼寝などしたのち、再びバスへ乗り込み函館山へ夜景を見に。
いやー、きれいかったですねー。まだ暗くなりきらないうちにロープウェイでのぼったので、だんだんと暗くなりながらひとつふたつと灯りが広がってゆく様にガラにもなくウットリ。
しっかし寒い!!フードかぶって耳を保護。そしてすごい人だった…。
若干手ブレてますがデジカメより携帯で撮影したもののほうが俄然キレイに撮れてました。
その日の夕食は函館山近くのお食事どころへ。プランに組まれたものだったのでバスで向かいました。
「夜景の見える場所で夕飯を」みたいなコピーがついていたので、「まぁ窓際の席は無理だろうけど、遠目には見えるんだろう」くらいの気持ちで向かったら、見えるのはとなりの宴会場だけでした。…そうだね、夜景の見える場所もあるお食事どころで食事、ってことだったのねとガッカリしつつも、しかし用意されていた食事に驚愕。
カニの半身付の膳と書かれていたので、てっきり申し訳程度のカニの細い足をほじくりだす覚悟をしていたのに、出てきたのはガッツリ手のひら大くらいの大きさのカニ、炊き込みご飯、鮭のちゃんちゃん焼き、ウニいくら入り茶碗蒸し、かにの味噌汁と超豪勢!
いや、ツアーの値段ね、おそろしく破格だったんですよ。正直\25,000以下の値段のツアーでこんなレベルの料理が出てくるとは思わなかっただけに本当に驚きました。
まぁもっと驚いたのはわたしが食べ切れなかったことだね…!本調子だったら刺し違えてでも完食したのに。カニだけは根性で食べきりましたが。
そうそう、そういえばツアーの付属として、プレゼント企画がついてたんですね。
1等はカニ(1名)、2等は鮭1本(たしか2名か3名)、3等はなく4等はラーメン詰め合わせ(3名だか4名だか)。
添乗員さんとじゃんけんをして勝ち残れば…みたいな単純なルールだったんですが、わたしはそういった類のものは一度たりとも当たったこともないので、ろくすっぽ話も聞かずに、流れのままにとりあえずじゃんけんをしておりました。
勝ち、勝ち…勝ち、勝ち…あれ?なんかだんだん少なくなってきた?勝ち、勝ち…あれ?残り3人?勝ち、…。
気がつけば一騎打ち。なんか当たりたい気持ちと、若干恥ずかしいのでさっさと負けたかったという半々の気持ち。
いざ勝ち残ったもうひとりと勝負。…か、勝っちゃった。
というわけで1等たらば蟹、1杯げっつー!
2日目につづく。