6月28日(木) さらにつづき
買物もいいけれど、ちょっと観光っぽいこともしたいよね、ということで。
もらった地図の中でひときわ大きい教会を観に行くことに。
聖パトリック教会。
一応手荷物検査もされるような場所があって(と言うか、アメリカ滞在中はほんとどこに行っても検査ばかりだった。いかに警戒しているかが伺える状況)、かばんを広げて見せようとしたのだけど、近寄る前に「おういいよいいよ入りたまえよ」という具合のジェスチャーをされました。
別に一切の危険は無いけれど、そう見えるのもありがたい?けど、なんかそれもどうだ…。超安全ジャポネーゼ。
教会内は撮影可能。
思えば信仰者ではないので、教会へ行った経験なんてありませんでした。あるとすれば長崎の大浦天主堂くらい?自宅の近所にもあるのは知っていたけど、機会も無いので行ったこともありませんでした。
なんか寺とか神社とかもそうだけど、こういうところってちょっと寒気がするような気がするのは、気のせいでしょうか。確かに冷房は効いてはいたんだけど…。
ステンドグラスが本当にきれいだった。
おそらくキリスト生誕から最期までを描いたもの…が、建物の両脇に飾られて(?)いて、ぼーっと見入ってしまいました。
こう、テレビとでエステンドグラスとか観ていて、見たい観たいと重いながらも、やっぱり教会なんて観光くらいでしか行く場所じゃなくて、というか行っていい場所かどうかもわからなくて遠慮していましたが、ようやくここで念願叶った感じ。うれしい。
撮影は可能でしたが、やはり一部は禁止されていまして。一番奥部の、キリストがマリアに抱かれながら息を引き取る場面を模した像から、そのもっと奥にあるマリア像の前では礼拝できる場所になっており、せっかくなので、ということでもないけど、席についてみました。
でもいたたまれなくなってすぐに席を立ちました。教会って、きっと思うよりもっと身近な場所なんだろうけど、でもやっぱりちょっと遠い場所でした。
ほんとーに大きくて、道路をはさんだ向かいの建物の前から写真を撮ったのですが、それでもおさまりきらなかった。
それにしてもここも人が多かったなぁ。
それからゆっくりいろんな店を見つつ迂回しながら、ホテルへ戻り始めます。この晩はディナークルーズだったので、その準備のためにあれやこれやしなきゃならないので、16時くらいにはいったん戻らねばならなかったので。
とはいえ途中に見つけたおもしろそうなおもちゃ屋とかのぞきながらの帰宅になりましたが。
で、なんとなーく入ったバーニーズ・ニューヨーク内で見かけたおもしろマネキン。
ブルーの肌というセンスもすごいが、それ以上にバッグをかぶるこのセンスの高さ。さすがNY。
なおかつセンターの方なんてクロスですからね。普通に怖い。
さて、そこからセントラルパーク…の中は入らなかったけど、セントラルパーク前を通りつつ岐路に着きます。
馬車すごかったー。おんまさんいっぱいいまんた。50分70ドルだかだっけ?ぼったくりだったので乗りはしませんでしたが。
白馬ー。
時間があればセントラルパークも堪能したかった…。ロックフェラーセンターから見下ろして思ったけど、本当に尋常じゃない広さだった。
夜は危険らしいけどね(ww
そうそう、そんなロックフェラーにちなんだ像。
会社の先輩に見せたらパフォーマーかと勘違いされましたが。さすがにこんな大勢は無理です。
もちろんバッチリ隣に座って写真撮りましたよ!人通り多くてすげー恥ずかしかったけど…(w
さてー、いいかげん本旅行のシメでござい。ディナークルーズ!
まーいかにこの企画がわたしの胃を締め付けていたかと言うね…!
うちの会社だけでなく、他にも日本の熊本のほうの会社のかたがたが社員旅行にいらしているとかで、日本人が多い船でした(ぼーっと景色を眺めているときに話しかけられたりしました)。もちろんアメリカの方々のほうが多かったですが。
なんかね、すげー映画とかでよく観る、アメリケ人たちのパーリィがそこにありましたという感じ。真っ赤なドレスなんて着こなせる一般人そういねえよ!!
でも一方で、ポロシャツにジーンズとかガンガンいまして…。話が、話が違う。特にこの船より手前に泊まってた船ではすげーラフな方々がいっぱいいらして、結婚式の二次会風を装った我々は非常にどきどきしながらの乗船。まぁ結果こっちの船ではけっこう着飾った方々がいたのでまぁセーフ。
あんまりしっかり覚えてないんですが、確か19時ごろに出航だったかな?
比較的旅行中は天候に恵まれていたのですが、よりによってこのときだけ雨が…orz
食後に看板に出て景色を見る予定が、結局雨風をしのぎながら、屋根の下でギュウギュウ詰めに。しかも寒かった。でも出たけどね!
まだ天候が比較的無事だったころ。
ちなみにですが、このときわたくしカメラを持ってこれなかったので、全部友人からいただいた写真になります。
肝心のディバーですが、アメリカ滞在中に食べ続けていたメニューでした。やっぱりここでもでした。でも肉は焦げていなかったので大変おいしゅうございました。焦げて、いなかった、から…。
この厚さ!
デザートはケーキ&アイス。
これは友人の頼んだチョコケーキ。
チョコとチーズと選べたのですが、なぜかわたしたちのテーブルではみんなチョコでした。
でも食ってみてやっぱりチーズで正解。チョコ甘すぎ。そりゃ毎日チーズケーキ食ってたけどさぁ!やっぱりあたいはチーズケーキ派。おいしかったー。
そういえばアメリカの地でちょっと行きたかった後悔があるのは、レキシントン通りと59番街の橋。
別に特に思い入れがあるという話ではないのだけど、前者は村上春樹、後者がS&Gの歌のモチーフ。なんかそういう、物語の舞台になった場所とか。あこがれる。
ちなみにこれが59番街の橋かどうかは不明。でもブルックリンではない…と思う。ブルックリン橋ってレンガだったっけ?
ブルックリンという地名の場所にも足を踏み入れてみたかったなぁ。
夜景はほとんど全滅でした。ってわたしが撮ってないんだけど(^ω^)
いいんだ、しっかり記憶に残っているから。…そう言いながらだんだんと薄れかけているけど。
ああ、思い出したいからまた行きたい。
それからひとしきり、仕事の愚痴をマンハッタンの海にこぼし、さびしいと帰りたくないばかりを連呼し、船を降りました。
でもあんまり名残惜しかったので、同期たちと一緒にぬーよーくの夜をちょっぴり探索。
まぁ度胸が無かったのでホテル周辺にとどまりましたが。
6月29日(金)
おはようございます。
帰る日の朝。ホテルの窓より。
当たり前だけど、わたしたちが帰ろうがニューヨークは何も変わらずに、いつもと同じ朝を迎えるわけで。
朝からせわしない人々と、イエローキャブ。らしいといえばこれがらしいんだろうなぁ。
すっかりわたしの体はこれらで作られたのではと思われるような、たまご、ベー(略)の朝食を飲み込む。
最終日ですが、いつもよりゆっくりの集合だったので、いつもより30分遅く起き、ゆったり。荷物の整理もちゃんと前の晩に終えていたので、わたしにしては珍しくゆったりとした朝。
にしてもね。
あんだけ行く前しぶってたくせにね、このころには帰りたく泣いを連呼していたわけです。
帰ってきてもう1ヶ月以上近く経ったけども。いまだに思い返しては、あれしておけばとか、こうしたかったとか、後悔が募る。
ひとことで言う。これまでクソ長くなったから、簡潔に統括。
(一週間も仕事を休めて)ちょー楽しかったよ!
また行きたいな(´・ω・`)