6月25日(月)
おはよ…って霧!!
夜は蒸し暑いのですが、朝は寒い。網戸はあったのだけれど、それでも窓を開けているとどこからか虫がすげーごっさ入ってくるのでどうしようと言う。そういうところはちょっと不便だったな。車がなきゃ下山もできないし、下山するにもそこからどんだけ移動かよと言う辺鄙なところにあったし。
余談ですが。
前日の夜、つまり楽しく夕飯を食べ終えた後、ちょっとした騒動がございました。たぶん「ブライアン騒動」と言えば、同じ班のみんながわかるであろう騒動…。
つい調子に乗って書いてしまうと、わたしらの同期の女の子が、出会ういけめんアメリカ人ととにかく写真を撮りまくってましてね。
で、いたんですよゴルフ場にも。18歳のバイトくんなんだけど(さらに余談ですが時給は5ドルらしい。安ッ)。
それで写真を撮ってもらうときにも、「きすみー」などといってチュウ写真を撮ったりしてたんですよ。
で、彼ともっと仲良くなりたいと、彼ことブライアンの仕事が終わるのを待って、22時に約束をしたんだって。
それは、いいんだけど…。
女の子は英語がまったくだし、だから日本語のわかるほかの店員さんたちを交えたり、それか仲のいいほかの同期とかと一緒に、てっきりロビーあたりでわいわい話すのかと思いきや。
ブライアンのほうがこっそりその子を連れ出して、ゴーカートに乗って山を登っていってしまったらしい。
最初はそれを聞いて、「おいおいやるなぁ」なんて談笑してたんだけど、1時間たっても戻ってこない。
だんだんあせり始めるわたしたち。ゴルフ場なんてさ、ほんとに暗いし、広すぎるからもう探すにも探せない。
ちょっと不安になったので、ふたりの約束の仲介をしたという、今日本から来ている研修生の女性の方(またも余談ですがすげえ美人のキョウコさん)に相談。
なんでもね、ブライアンてね。
常にゴムを持ち歩き、女の子オールオッケー!ヤリたい盛り、ヤンチャくん、ら、し、い…。
えええええ(;´д`)
キョウコさんもちょっとあせったらしく、ほかの研修生たちをかき集めて捜索開始。わたしたちは地理に明るくないし、暗いしということでクラブハウスで待機。
さらに30分待っても戻ってこない…。クラブハウス前に車が泊まるたび振り返ってどきどき。
結局それからさらに30分くらい待ったかな。なんとブライアンが帰ってきた!
あーよかったこれで解決か…なんて安心してたら、女の子がいない。戻ってきたのはブライアンだけ。
え、まさか…。迫ったブライアンを拒否したから、それに逆上して山奥に放置…?なんて危険な妄想をしてしまう。
ブライアンも彼女がどこにいるのは知らない、など、と。えええええ。
でもさ…、心配もしてたけど、正直、めんどくせえとも思ってたんだよね。
思ってたと言うか、みんな言ってた。同期の女の子で固まって、ぐちぐち文句言ってた。
このことで旅行中止されたらどうしようとか、それどころか、今後アメリカ旅行自体を中止にされたらどうしようとか。
でも女の子はそれからしばらくして戻ってきました。むしろ、「え、何があったの?」くらいの表情で。
あとで聞いた話、ゴーカートで出かけたものの、女の子が寒いとずっと言っていたので、その近くにあった山小屋みたいなところに入ったんですって(それだってかなり危ない状況ですが…)。
するとブライアンは「ちょっと待ってて」と彼女を置いて、それでいったいクラブハウスに戻ったらしい(それが一度ブライアンを目撃したときの話)。
彼女としても、なんでブライアンがそのときひとりでいなくなってしまったのかがわからないらしく、しかもひとりで待ってたら今度は従業員さんたちがほぼ総出で迎えに来るし、というわけでキョトーンとしていたのだとか。
まぁ、何も無くてよかったけどさ…。
ちなみに彼女のブライアン好き好き発言は、アメリカ旅行最終日まで続きました…(´ー`)
そういえば酔った勢いとはいえ、あのときナンパされたんだよな…(w
違う子会社の営業所の人に。日記でぽろりとこぼした顔がごっさ好みの人に。
今にして思えばあのとき一緒にゴーカートを乗りに言っちゃえば、騒動にも巻き込まれなかったし、ちょいとお近づきに慣れたかもしれないなどと言うそんなヨコシマな考えが今になって渦巻く。
基本的にわたしっていっつもそういうところでハズす人です。げへへ。
さーて。長い余談になりました。朝食は…、あれ?デジャブ昨日と同じだね。卵焼いてくれるメガネさんはいないけど。
シリアル、たまご、ベーコン、ソーセージ、ポテト、パン…。
とにかくそれらを詰め込んで、さて出かけましょう。オプションで申し込んだ、クーパーズタウンと洞窟へ!
…とかいうテンションだったんだけど。
まー酔った。酔ったね!山道のでこぼこ道くねくね道、完全なる車酔いです。ほんとなんで酔い止め飲まなかったんだろうと後悔。
さてー、グロッキーになりながら到着しましたクーパーズタウン。
ワシントンとも、ニューヨークともぜんぜん違う、本当に町でした。下町?的な。そういえばホームセンター的なお店にも入ったりして、ああ品揃えは日本とたいして変わらないねー、でもやっぱところどころで妙だよねなどと言いつつ。
で、目的は野球の殿堂博物館なんです。メジャーリーグなんて1ミクロも興味ないけど。
じゃあなんでこのオプションに申し込んだかと言えば、だってオプション申し込まなきゃ、1日中ゴルフ場でひざを抱えてすごすのかと思ったから…。
あとから聞いたけど、オプションつけなければつけないで、ゴルフ教えてもらえたり、射撃ができたりとおもしろいことはいろいろあったらしい…ガッデム!
まぁ今愚痴を言っても仕方ないので。
やっぱり、野球少年が多かったです。というか月曜なのに人が多い。ベーブルースコーナーなんてすごかった。人がまったく動かない。
あと、ワシントンの博物館でも思ったけど、もともと興味の度合いが低いもので、かつ書かれている限度が理解できないと、なんていうか。
…やっぱおもしろくはないね(・∀-)★
がんばっておもしろがろうとしたけど、「へー」と言うのが精一杯でした。わたしたち以外にもオプション申し込んだもののやっぱり野球はイマイチ、な男性社員さんもいらして、「おもしろい?」と聞かれました。苦笑いでお茶を濁しました。
女子野球のユニフォームはかわいかった。
こんなふうにいろんなチームや選手の展示が。
ヤンキースマツーイ
どっかの球団のマスコット?
イチロー!日本人で独立したコーナーがあるのはイチローだけだった。気づかず通り過ぎてたけど。
昔の実況席からの風景ですって。
再入場可のスタンプ。ごしごしこすって洗っても翌日まで消えなかった。
で。
結局博物館もそこそこ、自由時間はまだ1時間もあったので、町を散策。
すると近くに球場を発見。しかも試合をしているっぽい??
特にチケットカウンターも無かったので勝手に入場〜。
どうやら少年野球。少年には見えないガタイだったが…。
なんとなくですが、ブルーのユニフォームのチームのほうが優勢で、3点差くらいついてたのですが、7回で同点に追いつき、今から面白くなろうと言うところで球場を後にしました。チェー。でも時間だったのでしょうがない。
博物館よりよっぽど楽しかった(w
それからカントリークラブの研修生さんが勧めてくれた中華料理屋で昼食。なんだか味の無い太麺の焼きそばのようなものを食べました。
そしてここのレジをやってたのが子供だったんだけど、バリバリのチャイニーズで、中国語で話しかけられるもんだから軽くパニック。
なんだかせわしなかった…。
そっから洞窟探検へ。ハウキャバーン洞窟と言うところだったらしい(今知った)。
洞窟内部は真っ暗で写真も撮れなかったのですが、いやー、微妙…(´ー`)
なんだか作り物の様な内部。デズニーランドにあるよね、こういうアトラクション、みたいな。でも本ものなのかぁと思うとちょっとすごいとは思ったけど。
別に鍾乳洞があるわけでもなく、青い海が見れるでもなく。淡々と岩壁を眺めるだけ。しかもけっこうそれが長い時間。地下40mまで潜ったとか言ってたっけ?
歩いた後は、ゴンドラみたいな船で。しかも漕ぐのはゴツい船頭さんでもなく、それまでわたしたちを先導してくれた若いおねーちゃん。
ゴンドラっても、20人乗りくらいのでかいやつですよ。しかも漕ぐと言うより、岩壁に埋め込まれたフックを手で押して動かしてました。
みんなで若いのにすげーなんて言いながら、たいして変わり映えもしない洞窟をあまり見もしないで、ぺちゃくちゃしゃべってました。
洞窟を出てからの風景。こういうところです。なんか成田飛び立ったときも、いやー田舎だなーなんて田園見ながら思ったけど、スケールが違った。はんぱねぇアメリカ。
あと洞窟ちょう寒かった。10℃くらいらしい。ひとり長袖を一枚も持ってきていないひとがいたらしくて、暑い暑いと強がってましたが残念ながら寒かったです。
帰ると夕飯。このクラブハウス内のバーでは、18時から21時までの間ビールもカクテルも飲み放題ってことで、滞在中は毎日酒飲んでました。いい身分〜(w
と言っても、カクテルなんてアルコール分ほとんどなかったけどね。カシスオレンジなんてただのオレンジジュースだった。
はいきたよ肉。なんかアメリカっぽいね〜なんて言いながら、やっぱり焦げてた肉。でも中はレア。なんで(ww
でも思ったよりおいしかったです。KIKKO-MANのしょうゆかけながら食べたらおいしかった。
しかしながら伝わりづらいですがデカイ。食いきれなかった。あとわたしにだけ添え物にニンジン入ってなかった。彩が緑のみ(ww
アメリカって、フランスならフランス料理、イタリアならイタリアン、中国なら中華みたいなアメリカ料理ってないじゃないですか。いや各家庭で食べるような一品はあっても、みんなが必ず思い浮かべるような代表的なものより、どうしてもファーストフードなイメージ。
あるいは肉ね。なんかすげー無理、食えねーとか言いながらも、でもようやく食べたアメリカらしい料理はちょっとうれしかった。
基本的に味付けがね。クラムチャウダーなんてさ、塩辛すぎてビール飲みながらじゃないとやってられん。
こんなん毎日食べてたらアメリカ人いつか全員死ぬんじゃねえ?みたいな。
そういえばこの日のデザートのチーズケーキは、甘すぎずおいしかった!前日のティラミスは甘すぎて食えなかったが…。
そういえば毎日肉と甘いもの食ってたな。