夢のカカサクエアオンリー(@kkskaironly)開催当日は、2014わーるどかっぷにほん代表の初戦でした。
カカサクちゃんに忙しいわたしは試合を観ることはなかったのですが、TLで様子を察しつつ、カカサクちゃんでエア観戦するのでした…(はい、ビョーキ)

 サッカー見てない野郎ですが、キャアーウッチーったらイケメンなんだからァッ!って大騒ぎしながらテレビ観てるサクラちゃんを、ミーハーだなぁ…と思いつつ、90分は放置プレイかまされることがつまんなくなってサッカー興味なくてもサクラちゃん後ろ抱きにして一緒に観戦する先生がなんですって?
 「ウッチーかっこいいなぁ…でも、相手国の身体の完成度は目を見張るものがあるわよね。これはエグいわ…あんな大腿筋見せつけられたら集中できな…あっ!ウッチーっはにかんでる可愛い?」「ねえサクラちゃん、試合観てる?」「観てるわよ」っていう (観てない)
 (終了のホイッスル)「…」「(あらー…)」「もうっ!先生が真面目に応援してなかったからよっ!(肘鉄)」「ぐはっ」結局放置プレイはロスタイム延長… (懲りてない)
 でも勝利してたって、カカシ先生はサクラちゃんのヤッター!!てバンザイに巻き込まれてアゴ強打してたと思うよ
(サクラちゃんハンサムさん好きそうだからうちだ選手にしたけど、そもそもわたしが名前と顔が一致する選手がいない説)
みなさんにかわいいといって頂けて大変調子に乗りました…笑
で、サクラちゃんのためにしこたま応援グッズ買い込むカカシ先生と、張り切って2戦目に挑もう…としたけど引き分けでしたね(;^^)
早いとこ勝利のハグしてもらいたいですね、カカシ先生。たぶんそれより先に頭突きかまされると思いますけど。
(20140619)
非国民とののしられても何の言い訳もできまい…すみませんでした。たのしかったd(ry

以下、予選敗退を受けてちょっとした小ネタです。
どうぞ、広い心で、ご覧下さい…












 終了のホイッスルが鳴る。
 最後の最後まで…とは言うが、開かれた点差を思えば、数分前から、どこかで諦めてしまっていた気持ちは拭いきれない。
 それでも、自分の腕のなかで、指先が白くなるほどしっかりと両手のひらを合わせて祈る姿を見てしまうと、頼むから、と思わずにもいられない。

 ふっと力が抜け、細い肩が落ちた。
 はっきり言ってしまえば、そこまで思い入れを持って観戦していたわけではなかった。張り切る彼女がかわいくて、便乗していただけに過ぎなかった。
 だからこそ、下手な慰めは彼女の神経を逆なでしてしまうに違いなかったから、結果はともかく、彼女の気持ちを推し量った言葉をかけることにした。

「残念だったね」

 後ろから抱きしめる腕に力を込めて、少しだけ項垂れた桃色の頭に額をつける。
 思い入れの度合いは違うかもしれないけれど、彼女が落ち込んでいるのなら自分も悲しいことに違いないのだから、とことん付き合う覚悟だった。

 しかし予想に反して、返ってきたのは息巻いた声。

「カカシ先生、4年後は初戦から本気出していくからね! 気の抜けた応援なんかしてたら承知しないんだから!」

 振り返ってみせた瞳は本気の色で、随分先の話をまるで明日の話のように張り切って語っているのはひどくおかしかったが。
 しかし、そんなことよりも。

(4年後も一緒に観てくれるんだ?)

 まるで当然のように、ふたりが一緒にいる未来を疑いもなく語る彼女がたまらなく愛おしくなって、思わず笑みがこぼれる。
 なによ本気よ!と怒る彼女には、もしかしたら自分の気持ちなどわかり得ないかもしれない。なにせ、彼女にとっては、当たり前のことなのだから。
 
 だから、どんなに怒られても、こころの奥からこみ上げてくるようなこの笑いだけは、堪えきれそうになかった。
 


(20140626)